2014年12月20日土曜日

身の程知らずなFOB

こんにちは
ジェイク(日本人)です。

"FOB"=Fresh Off the Boatという言葉があります。

アメリカに遠い海の向こうからやってきて
上陸したボートから降りてきたばかりの
移民たちは英語もロクに話せず、嘲笑の的でした。
そんな移民たちの事を指す言葉です。
今なら"Fresh Off the Plane(飛行機)"かもしれません。

そんなわけで、僕も例外無く"FOB"の一員でした。
当初仕事でアメリカに来ていた僕は
突然解雇を言い渡され、生活に困ることになったのです。

学生の頃からアメリカ人学生とつるんでいたので知り合いは多くありました。
しかし、皆それぞれの生活・仕事があり
誰にも迷惑をかけるわけにはいきません。

← 最初の頃はこんな感じで、平日の昼間からレストランで食べ歩いたり
L.A.のカラッとして暖かい空気に酔わされて
それなりに楽観的に過ごしていました。
引越しもあり色々と重なる出費
そのうちに所持金も尽きてきました・・・。

表情も段々と危機感を帯びてきます。
新しい住処はハリウッドの観光地と目と鼻の先
職業不明(自分もまた職業不明笑)なロシア人の兄ちゃんが
快く受け入れてくれました。
聞けば、一時帰国中の彼女の部屋を使わせてくれるとの事。
インターネット上で接触
初対面で即決でした。
何しろ必死でしたからね、少しでも家賃を下げようと。
受け入れるほうも大した度量だったと思います。
まずは落ち着き、その根城から新生活が始まります。

新居の見所は巨大なダブルベッドです。
サイズはカリフォルニア・キングベッド
と呼ばれる、通常のキングサイズよりもさらに大きなもので
アメリカ独自のものだとか・・・。(さすがっすね)

情けない話ではありますが、当時の写真はあまりありません。
あまり生活に余裕もなく、イマドキのリア充よろしく
日々呼吸をするようにパシャパシャ写真をアップするような習慣がなかったのです。
せめてこの曲でも聴きながらイメージを膨らませてください・・・
そして自分もまた、今夜は回想にふけるのです・・・。

う~ん。大好き、この感じ。

それではまた!
Jake

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